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製品紹介
電子サイレン装置 Mark-10
電子サイレン・消防広報メッセージ
MARK-10
日本初の電子サイレンを開発以来40余年、救急自動車用(ピーポー)サイレンの開発をはじめ、常に隊員の立場にたった製品造りをベースにより高性能化、高機能化、操作性の向上という進化を重ね、10世代目となるニューモデルを開発。
Mark-10の多彩な機能は、それぞれの運用状態に応じ、最適な電子サイレンにカスタマイズ(独自仕様に設定)。 機能の設定作業は運用前に行い、出動時にはシンプルな操作性で誤操作を防ぎます。
Mark-10 series
パネル説明
Mark-10 Vaeries
機能仕様一覧

「より安全に、より確実に」 基本性能と信頼性をさらに向上し、安定した緊急活動をバックアップ。
・スライドマウント構造
フロントパネルの両側のネジを外すだけでアンプ本体を手前に引き出すことができ、保守・点検作業が容易に行えます。
・障害監視機能 [PAT.P]
バッテリーの電圧低下・スピーカーコイルの断線を監視し、障害が発生した場合、LEDモニターで点滅警告します。
多彩な機能を使いやすく
緊急出動に必要な多彩な機能を搭載。 サイレンアンプの守備範囲を大幅に広げました。
・多機能マイク [PAT.P]
付属の専用マイクに「マイクボリューム」「リモートサイレンスイッチ」「マップランプ」を装備。サイレン音減衰同時放送と割り込み放送の選択設定もできます。
音声合成装置(Vモデル)  標準搭載メッセージ一覧
右・左折・後退・走行注意広報に加えて再生専用最大9チャンネル、その場で録音できる録再機能最大5チャンネル、合計最大録音時間320秒の大容量音声合成装置を搭載。
・警鐘モード・音量設定(TSK型)
サイレン自動吹鳴時には三点鐘、警鐘だけを鳴らすときには二点鐘または一点・二点鐘から選択できます。また、二段階の音量設定ができ、「強/弱」切替や「減音」操作で6段階の音量調整が可能です。
「周囲環境への適応」 大音量での警告効果と周囲環境への配慮を両立。 騒音による心理的負担を軽減しました。

フェードイン・フェードアウト機能 [PAT.P]
・フェードイン
救急車や消防車が消防署から出動するとき、救急現場から患者を乗せて走り出すとき、あるいは交通停滞でやむを得ず停車・サイレン停止の後、再度走行開始するすときなど、いきなりフルパワーで鳴るサイレン音に、周囲住民やドライバーはドキッ!とします。
特に消防署の周囲住民に取っては、緊急出動の回数だけこれが繰り返されます。
フェードインは、スタート時に音量を徐々に大きくする機能で、周囲の人々の心理的負担を和らげます。
・フェードアウト
「近くまで来たらサイレンを止めて来て下さい。」という救急車要請が少なくありません。
また、救急病院では、一日に何回も救急車が到着します。
遠くからかサイレンの音が近づいてきて大きくなったところで突然停止。近くで何かあったのかな?と思って気になります。救急病院の入院患者にとっては毎日のように繰り返され、それがわかっていてもドキッ!とします。
フェードアウトは緊急車が現場や救急病院への到着時にサイレンの音量を徐々に小さくして止める機能です。
・弱スタート機能
周囲の環境に応じ、サイレン起動時に自動的に「弱」音量からならす機能です。
住宅モード(OPS-Qモデル) [PAT.P]
ピーポーサイレンの音量を確保した上で、その音色を調整し耳障りな音が少なくソフトな音質のサイレンを鳴らす機能です。消防署からの出動時や閑静な住宅地・夜間の走行など、地域や状況に応じて「住宅モード」サイレンで走行する事により、周囲に優しく、さらに搭乗者にも優しい救急走行を実現できます。
・出動予告放送機能(Vモデル) [PAT.P]
出動時、隊員が十分安全確認を行っていても、突然サイレンが鳴り出すと歩行者はビックリ。特にお年寄りや小さな子ども、障害者などにとっては、これが事故につながるかもしれません。
出動予告放送は、出動時にボタン操作一つで、予め「消防車(救急車)が出動します、ご注意下さい。」というアナウンスを放送した後、自動的にサイレンをならす機能です。
出動時には、一刻も早い現場到着のため迅速な作業を求められます。
出動予告放送機能により、音声案内とサイレン起動はMark-10に任せ、隊員は安全確認に集中できると同時に、周囲の人々を驚かせることなく、安全な出動をサポートします。

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